CLASS 10 – 11/30/2021

Mount Kimbie

Mount Kimbie は、2008年にDominic MakerとKai Compos によって結成されたエレクトロニックミュージック・デュオである。彼らは当時イギリスのダンスシーンの定型であったdubstep からは一線を画し、’Maybes’ ‘Sketch on Glass’ をリリースし評価を得た。

彼らの2010年のデビューアルバム ‘Crooks &Lovers’ はDJ Mag が2010年代の優れたアルバムの一つに選出している。2012年にセカンドアルバム ’Cold Spring Fault’ 、2017年に’Love what Survives’ をリリースし、James Blake、King Krule、Micachu とコラボレーションしている。

Mount Kimbie  の初期の作品はイギリスのdubstep を踏襲しつつも、典型的なスタイルから広がりを見せている。ガーディアンは『低音が効いているdubstep から離れ、ゆったりした軽いサウンドスタイルへ移行』と称した。2009年、Pitchfork Media は『スピードアップされたヴォーカルサンプルとアンビエントミュージックの小さなトンネル、パーカッションのシンコペーションは、まるで誰かが銀食器を動かしている様で、DNA にdubstep のリズムを保ちつつ、巧みなシンコペーション、少し外れた調子、曖昧なダンスビートが感じられる。特筆すべきは、通常dubstep では見られないR&B、post-rock、IDM のサウンドを引き摺り出している事である。』と述べている。

彼らは作品の主要な音源に野外録音を採用し、『野外でのマイクからどんな音が録音できるかは驚きの連続で、誰かが自転車に乗っている音すらビートを刻み、それを拡張していく。最初は気づかなかった異なる些細な音が、音楽を形作る。』と述べている。

class 10       レポート

・Mount Kimbie の野外録音を用いている作品で、手法や効果について400字程度で述べて下さい。

（注意事項）

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